afurikamaimaiのブログ

この道は行き止まりだ。引き返せないよ。

棚ぼたの国

笹の葉下げてる家がめっちゃ減りましたね。

子供の頃・・・もう四半世紀以上前にはどこの家でも玄関先庭先に下げてたもんでした。

小学校なんかでは体育館の中に竹林から切り出してきた馬鹿でかいのを据えてたりしたなぁ。

アレは今でもやってるんだろうか?

今ではクリスマスツリーのほうが飾るご家庭が増えてるけど、七夕のほうが好きかな。

竹の匂いがいいってのと、子供の頃にはツリーはあったもののプラッチックの安っぽい奴だったのがイメージとして根強いから、そのせいで七夕のほうがまだなんか情緒があると思ってしまうのかも。

リアル樅の木とか、絵に出てくるようなかっこいいクリスマスツリーは天然モノ探すの大変だけど、ご家庭でもリアル樅の木を仕立てたクリスマスツリーがさほど珍しくなくなってるというのは時代が大きく変わったのを実感せざるを得ない。

 

笹もツリーも、どっちもリアルなブツに触れられる今の時代ならクリスマスのほうがなんかいいものとして記憶に残るのかもしれないね。

願ってたらプレゼントが貰えたりもする実利があるし。

けど寒いのは嫌いだから、やっぱり僕は七夕のほうがいいな。

しかしなんでこれ「七夕」とかいて「たなばた」って読ませるんだろ?

どう考えてもそうは読まんやろ、って振り仮名ふっても違和感をもたれない名前ナンバーワンだと思う。

 

「七夕」って風習がまったくなかったとして

もし「七夕」って書いて「たなばた」って読ませる名前つけたりしたらDQNネームとして一気に拡散しそう。

雰囲気としては光宙(ぴかちゅー)よりも難読としてごく狭い界隈で一世を風靡するのではなかろうか?

楽をしてもクロウ苦労

40すぎて毎試合QSやって「今日は調子悪いのぅ」って言われるって不憫だよなぁって。

みんなちょっと期待値高すぎるのと違うか。

それを期待してしまうのは分かるけれども。

 

いったん高いところに登りつめてしまった人はなかなか降りられない。

登ったことないからわかんないけど、周りの期待にずっと応えようとするからだろう。

けどアタマもカラダも加齢とともにボロッちくなっていくわけで

「キャリアハイを毎年のように更新してください」

みたいなこと言われても困るでしょうね。

人間やめろって事じゃねーか。

 

衰えを自分でちゃんと受け止めようにも周りが

「まだまだいける」なんてキラキラした目で見上げてくれば

応えてやるか、って気分にもなるんだろうし・・・

かと言って加齢で衰えたからもうぜんぜん期待せーへん、みたいにファンが蜘蛛の子を散らすようにいなくなってもそれはそれでツライだろうし。

 

ところで「蜘蛛の子を散らす」って当たり前のように使ってるけど今まで見たこと一度もないんですが。

というか二匹以上の蜘蛛が集ってるというシーンすら覚えが薄いぞ・・・

廃墟というか空き家にそれぞれ巣を作ってる蜘蛛が3.4匹、柱の交叉する辺りに集ってるのは見たことあるけど、あれは群れてるとは言わないよな・・・

蜘蛛の子を散らすというときにイメージするのは

飴に取り付いたたくさんの蟻を子供が脅かして、蟻たちが四方八方に右往左往しながら散らばっていくというシーン。

あれとはまた違ったものなんだろうか?

 

閑話休題

プロスポーツ商売の人が成績を維持するためにステロイドやったり

人気商売の人がテンション維持するためにオクスリとかやったりするのは

本人の強欲ばかりではないんじゃないかなぁ、って思いました。

オクスリもステロイドもやってたらやった本人をぶったたいちゃうけど

やっちゃうまでに追い込んでしまう周りの環境というのにもちょっと目を向けてみたいな。

 

 

 

 

 

有頂天小宇宙

近頃、特徴のある雀を見かけるようになった。

たまに居るスマートでよく飛びそうなヤツみたくシュッとしてるわけではないのだが、後頭部の丸みが乏しく、なんか絶壁みたいにカクッと背中に繋がってる。

鳩っぽい首のあるやつに似たフォルムで、首がなくてそのまま背中にちっさい丸がくっついてるように見えるスタンダード雀とは一線を画するような形。

家の周りでだけ棲息する珍しい形の個体かと思っていたが、何のことはない、注意深くみてみればけっこうあちこちで見かける。

意識して見はじめると見えない世界が見えてくる。

だからといってそれは今まで存在しなかったわけでもなく、これまでにもずっと存在してたわけで、単に知らなかっただけ。

要はそれだけのことなのだが、これが商売になるとなんともモンヤリした気分になります。

新成分配合とか、○○(固有名詞)含有とかいう売り文句の奴とかね。

それホントに「配合」したの?っていう疑問が湧くんだ。

それホントに今まで「含有」してなかったの? って疑問が湧くんだ。

 

今までも製品にその成分は入ってたけど、新たに成分を分析する時に、スケールを取り替えたり検査方法を変更した結果として

「これまでスルーしてたブツが繊細になったセンサーに引っかかったやで」

「今までとはちがう着眼点でみたら、こういうのも入ってたやで」

くらいのモンで、別に騒ぐほどのモンじゃないんじゃねえの、って。

 

昼間暑すぎて呑んだ富士山のバナジウム水で疑問になったんですよね。

あとさっき夕食の材料買出しに行って見つけたコーヒーのスチールボトルみたいなヤツに入って売られてた水素水見て気になったの。

 

バナジウム含有水を汲み上げるためだけに、この水売ってる会社は新規投資で水汲み上げる工場なり設備なりを新設したのかなぁ?

ひょっとして今までの設備で汲み上げてた富士山水を再検査したら

「おっバナジウムはいっとるやんけ! 宣伝したろ!!!」

ってなっただけなんじゃないかなぁ?

水素を含有してるこのスチールボトル。

水素を含有してる・・・という主張は百歩くらい譲ってそのまま信じるにしても

普通だったらスイスイ抜ける水素をどうやって封入してお届けできるというこのスチールボトルはコーヒー用とかのありふれたヤツとはきっと別物なんだろうな、おいくら万円くらい開発にお金かかったんやろうか?

って。

 

知らない人間を啓蒙して

「どや! すごいやろ!!!!」

ってのはまあアリなのかもしれない。

しかしあんまり大々的にやられると胡散臭さが有頂天だなって思いました。

これもまた知らないが故の偏見でしょうね。