人間ってダメだなって。
人間っていうか吾ってダメだな、って。
嫌いなヤツ居るじゃないですか?
出来れば顔も見たくないんだけどやんごとなき事情により仕方なく付き合ってる類の輩。みんなとフレンドリーになれるぜ、みたいな博愛主義者とか、嫌いな相手とは付き合わなければいいじゃないとか、まるでパンがなければケーキ食えばいい、みたいなことが容易に出来るマリアントワネットみたいな人を除けば、だいたいみんな濃淡あれ苦手で嫌いなヤツって居ますよね?
んでまあその嫌いなヤツととある趣味で好みが丸被りしてる事が判明したんです。
辛かったなぁ・・・。
ふしぎなものでそれ知った途端、自分の手元にあるその作品がいきなりみみっちくてしょぼいものに見えてくるんです。
知るずっと前からヤツもCKB好きだったっぽいのに。
何なんだろうこれ。
ヤツが好きだからといってそんなの吾に関係ないはずなんです。
ヤツのセンスと被ってしまっている吾の不覚はあるかもしれないけど、それでも、吾がそれが好きだったことは間違いないわけなんですよ。
それなのに、一気にそれが否定された感じ。
吾ながら戸惑っている。
イヤ別にヤツが憎たらしいのとこれは無関係だよね、ってアタマでは分ってるんですけど、ヤツが「いいね!」って思ったフレーズでひょっとしたら自分も「いいね!」って思ってたりしたんだとしたらと思うともうねクソァ!!
分かりましたよ。
世の中に無価値な作品やツマラナイ作品なんて、たぶんないんです。
世に出てるかぎりはいろいろとその前段階で篩にかけられてるはずだし。
自分のフィルタで勝手に選り好みしてるだけなんですよ。
それは自覚してたけど今もう一つはっきり自覚しましたよ。
嫌いなヤツが好んでるものはその瞬間、無価値でツマラナイものになる(吾の中で)、って。
これはダメだわ。世界が狭くなる。
ショックで心がやられてるんだ・・・落ち着こう。
キンタロー。似のアイドルだって言ってたじゃないか
「私はキライになってもいい。AKBはキライにならないで」って。
分けて考えろ。分けて考えるんだ・・・・。
嫌いなヤツが好きだからって、CKBがツマラナイ奴だってことはないんだ。
大したことないはずなのになんかすげー悲しくなってきた。