それでも無理やりに上げていかなければならないとする。
人それぞれ自分を叱咤する方法はあると思うが、自分はとりあえず飯を食う。
お腹がいっぱいになったら緊張も解けるし。
お腹がいっぱいになったら、さしあたって喫緊の課題もなくなるので心が軽くなるし。
どんだけ大事な事だろうが、「飢えない事」に比べりゃ屁みたいなもんですよ、屁。
そう言い聞かせて何とか頑張る。
頑張るんだけど、これ結局プラスマイナスゼロどころかマイナスになってるとおもう。
いやお腹周りに肉はつくけど、お腹いっぱい食べたら胃腸に悪いし、そもそも自分の体調が「いや今は頑張る時間じゃねえよ」って反抗してるのを無理やりその気にさせるんだから、いつかばれる。
他人は騙せても、自分の心はたぶん騙せない。
「あっ、こいつホントはやる気ないけど無理してやる気のあるフリしてるわ」
って内心が気付いてしまうと、露骨にパフォーマンスが落ちる(吾の場合)。
無理して気合入れることで得られる餌がよっぽど美味しそうでないと、無理やり気合入れたにも拘らず、途中で息切れした時には
「まあいっか、こんなもんで」
ってやっつけ仕事になってしまう。
だいたい尻切れトンボな感じで終わっちゃうのはこの辺が理由。
そういった次第だから、
「無理して気合入れて始めたこと」→「完成はするけどなんかしょぼい」
「気合がのってやり始めたこと」→「完成はするがいつ気合がのるか当てにならない」
という非常に低いレベルでの取捨択一になるわけだが、気分的に気持ちいいのは後者なんだよな。
問題は、滅多に自分から気合がのることがないということ。
気合を入れるためのルーチン、みたいなものも紹介されたけど、そうじゃないんだ。
そういうの全くナシに、心から溢れ出すバイタリティみたいなのが欲しいんだ。
時限を切られて追い詰められてるときほど頭が回らないこのもどかしさ。
人類もう10万年くらい生きてるんだからさ、自分のやる気スイッチのオン/オフ自在に操る技術くらいは切り開いておいてほしかった。
その果実だけを貪る人類の末裔になりたかった。
思いっきり人のせいにさせてもらう。
やる気が出ないのは人類が悪い。
週末なんてこなければいいのに。