afurikamaimaiのブログ

この道は行き止まりだ。引き返せないよ。

その漢字をそう読むの?

本気と書いて「がち」ってやつとかな。

流石と書いて「さすが」とか。

女郎花と書いて「おみなえし」とかな。

 

まあこの辺はいいんだ。良くないけど。素で間違えたときに大変こっ恥ずかしいけれども、ギリギリからかわれても許容範囲だなって思う。

 

ここからは完全愚痴になります。すげえイラッとしたので。

読後あまりよろしい気分にはなれないと思います。

 

 

あれだな、ブログってマジョリティの暴力にぶん殴られてその場ではヘラヘラしてないといけないときにたまったヘイトを吐き出すのにも最適ですよ。

ほんとに。

 

さて本題。

ローカル虫たちのローカル難読地名を読み間違う人を「弄ってOK牧場」ってメンタリティ、あれなんなんですかね?

虫って言っちゃったけど、だって読み間違えたときの反応が判で押したように一緒なんだもん。ひっくり返したコメツキバッタの復活よりも個性がないレベルで。

 

上記に挙げた分はまだ恥ずかしいね、って思えるのは

それがそういう風に読むもんだっていう全国的な了解が得られそうだから。

 

あのさ。

「三次」これなんて読む?

って聞かれてどう読むか、っていうのはけっこう地方ごとのばらつきあるよね?

「御調」これもな。

広島なら

「三次」は「みよし」

「御調」は「みつぎ」

になる。

「えっウチじゃそんな風に読まないよ」って人がでてくるのは当然だよね。

超ローカルになるけど、ウチの田舎の地名

「満足山」

だって、読み方は地域それぞれだろう。

なのになんで自分たちのローカル読みが絶対正義みたいに思えるの?

「へー、ウチとは読み方違うね」くらいでスルーできないの?

まあ大多数はそういう感じなんだけどさ、そういうクラスタじゃないところ(虫のような人がマジョリティなくラスタ)で失敗したときの「弄り」(厭な言葉だ。死ねばいいのに)は激しすぎるよね?

 

ルーツが違うのに同じ漢字を見て同じように読むって、漢字の表音ルールがものすごいグダグダになってる日本では凄まじく困難な技じゃないかね?

中国がルーツの人は

「日本語は漢字の読み方にルールないからクソ」(意訳)

みたいな混乱を覚えてるみたいですし?

 

 たしかこれで読んだ。

 

あ、またちょっと飛躍しますわ。

話がすごい大きくなる。

なるけど思ったんで書いとく。

 

こういう自分たちの周りでしか通用しないローカル地名が「弄り」に使えると思ってるヤンキーとかやんちゃメンタルって、

「日本すごい」ってメンタルとすごい親和性が高いんじゃないかって思った。

自分ルールというか、自分の視野に入ってるものを無条件に至上として、それ以外はDISってOKっていう発想がさ

他所の事情をキッチリ調査して正しく比較したわけでもないのに

「日本すごい、それに比べてよそは云々」

みたいなことやってるのとぴったり合わさる気がした。

うん勝手な思い込み。けど吾には一寸しっくりきた。自分で自分を褒める気持ち悪さって、枠の外の傍観者を設定して

「あいつらにはわかんないか」「この良さが分かるのは俺たちだけだよな」

みたいなヌルいインナーサークル形成してる点ではあんまかわんねーや。たぶん。

 

別に他所のことそんなに知ってるわけじゃないのにね。

ローカル地名弄りやってるマジョリティ、自分がツーキョーとか行ってマイノリティになって定番の「浅草寺」であっさり引っかかって弄られたとしたらめっちゃ発狂するんじゃねーかな。

下品だと思わないのかな。やってる奴。

ただのお笑いだろ、っていうアホもいっぱいいっぱいいるけど、主客転倒したときに自分も笑えないようならそれは普通「笑い」芸じゃないからね?

逆に

「は? おまえ「せんそうじ」も読めないの? 常識じゃん?」 

「マジで? アタマ大丈夫?」

「日本人? ねぇホントに日本人?? あはは」

みたいな「弄り」されてもヘラヘラ笑ってられるんならたいしたもんだと思いますよ。

筋金入りのお笑い好きッスね、と。

 

 

吾はそういう下品な笑いにはついていけないけどな。

空気読んで笑ってやるけど、それはオマエが面白いのでもなくネタが面白いのでもなく、ただひたすらマジョリティに同調しないとしんどくめんどくさいというその空気に対する抵抗が出来ないというだけの話だからな。