備忘録。
生保の人はやっぱり原則ジェネリックでいいと思う
トップコメで「体感」とリアル統計の落差が面白い。けど民意≒体感なところあるから、差別的な取り扱いにも賛意がいっぱい寄せられるんだよね。リアル数字で諭されたときに、デモデモダッテしないように自戒。
2018/02/01 08:57
窓口でご愁傷さま、とは思うけどね。
けどやっぱ、それとこれとは分けて考えたほうがいいよね、って思う。
一方で、めんどくさい人をシャットアウトするのに「決まりですので」って言えるのは強みになるよな、ってのもあるので、いざその立場に立った時、増田みたいなことを考えてしまいそうな気はする。
クレーマーや理不尽な要求に毅然と対抗できる強さが欲しい。
ここで挙げられてるジェネリック率69.3%
ほぼ同時期だろうな、って一般世帯が67.5%
より新しいデータでは目標の70%をクリア。
これで思ったんだけども、この後、国(厚労省)はジェネリック使用率80%の数値目標に向かうつもりらしいのだけど、それなら国民丸ごと「原則ジェネリック」を適用したほうが早くね? って思うのです。
1%ちょいの普及率の差(ひょっとしたら直近のデータでは格差が広がってるかもしれないけど)でもって、
「一般世帯はジェネリックの勧奨を引き続き推進」
の二本立てに分けるのは、制度設計としてどうなんだろう?
詳しいことは分からないんだけども、全員一律に
「原則ジェネリック、希望先発薬には上乗せ加算」
とする方がずっとスッキリしていいんじゃないだろうか。
てか、国の財政って観点から見たら、たかだか生活保護160万世帯のうち、3割ちょいが先発薬を選択してるのを対策するのって、焼け石に水過ぎませんか?
5000万世帯のうち、3割ちょいのジェネリックを選択してる層を一割減にして
普及率80%にした方が、ずっと経済効果高くないです??
なぜここで「生活保護世帯のみ」を施策の対象として選択するのか、その妥当性がよくわからない。一般国民全体を対象にしてしまえば反発が強すぎるから?
そうやって抵抗が怖いからとガス抜きガス抜きして、抜本的な対策が打てないまま今まで来たんですよね?
そろそろ目の前の現実から逃げるの止めたほうがよいのではないでしょうか。
窓口で先発薬をせしめる生活保護ファッキン!
って「体感」はそれはそれで解消されなければいけない問題ではあるけれども、
その「体感」に幅広い同意や共感を引き寄せるために
「これは財政上有効な施策なんだ、正しい道なんだ」
って話をおっきくして目晦ましをするのは、あんまりよろしい趣味じゃないと思いますよ。
厭な客がいてさぁ・・・ホント腹が立つ!!
くらいのことはそのまま吐き出されてもがっしり受け止めるような度量のある大人になりたいですね。