そんなものはない。
考え方ぜんぜん違うんだけど、その分興味深く読んだ。
なので共感はゼロですごめんね。
んで。
気になったのが無言のコミュはイヤだよね、言語化したいよね、って奴。
分かるなぁ、と思いつつも
たぶん事業立ち上げの一番アツくなってる時にこの人、パートナーさんとかときちんと言語化してコミュニケーションとってなかったよね、って思うの。
勝手な憶測だけど。
熱量とスピードがいっぱいいっぱいの時ってその速度を落としたくなくて、割と
「きっと相手もこう思ってるぜ」って突っ走っても、
相手もこのスピードと熱量が快感になっちゃってるのでそれに合わせてくれて、
なので雑にベクトルが重なってればOK牧場、みたいなところがある。
うまく行く人ってたぶん、このヘヴン状態!! の時に
「いやいや、ホントに俺とお前は重なってんのかよ?」って審理を欠かさないと思うのね。「ノリでなんか重なった気持ちになってない?」って。
こういう水差し野郎は嫌われると思うけど、続けたいのならお互いの求めてるゴール、せめて直近の達成目標の擦り合わせはしないとダメだよね、と。
昂奮と熱狂は持続しないもの。
スピードと熱量を維持しつつ、同時に言語化による目標の具現化・共通化ってすげえ難しくて、それが出来なかったからと言って叩くようなもんでもないと思うけども。
そういうしょっぱなの部分での言葉を惜しんでおきながら、終わる段になって
「俺言語化の人だから」っつってもそれにあんま説得力を感じないなぁ、って思いました。
言語化大事、って言ってる人、たぶんもっともっと言葉を費やしてると思うよ。
これならシマウチの無言コミュの方がずっと効率的だわ、って後悔したくなるくらいに追い込まれたことだってあると思う。
思い切りブーメランになるんだけど、伝わってないと嘆くまえに一歩下がってみて、ことの発端に立ち戻ったときに、
自分は彼あるいは彼女とボタンの掛け違いをしていなかった
と、自信を持って言えるのかしらん?
落ち着いてよくよく考えてみると、自分の欲求を投影してただけ、ということが稀によくあるので、言語化してコミュニケーションをとりたいという総論には賛成しつつも、自らがそれを徹底していない段階で、それに沿わない人を叩いちゃうようなのもアウトだよな、と思った次第です。