先日から読んでる本から不意に思いついた。「しゃっくり100回続けたら死ぬ」という言い伝えは呼吸法の伝授の際に生まれた話なんではないかと。
確証はない。
ただ臍下丹田を意識した呼吸法という奴だと、横隔膜を自在に操れるようになるまで訓練するそうで、そうした鍛錬が出来るのならば、意識して横隔膜の痙攣=しゃっくりを止めるくらいは造作もないことだろうし、それならば100回もしゃっくりが続く=訓練が足りない=呼吸法がなってない=修羅場では死ぬ
みたいな論法が成り立っていたんではないだろうか?
検索すればたぶんほんとのことはすぐに見つかるだろうけど、なんかすごく味気なさそうな予感がするし何よりメンドクサイので検索はしない。
それよりはしゃっくりを自分の意識で止められないお侍さんを「士道不覚悟!」って切腹申し付ける展開を想像するほうがなんだかドラマチックで気に入ったので、こっちが正解だと思い込んでおくことにする。
実際のところ、腹式呼吸の鍛錬を積んでいたら横隔膜を操って呼吸するということは可能になるんだろうか?
「呼吸入門」(斉藤隆)など読むと呼吸の効能がコレでもかと書かれていて、今までそういう呼吸の訓練や練習を積む機会がなかったことを後悔したりもするのだが、呼吸の玄人という人が身近に居ないので、実際どのような感覚なのか想像もつかない。
自分がしゃっくりを収めようとするときは呼吸を止めてげっぷをするように何度も息を吸ったり吐いたりしてるうちに直るのが多い気がするんだけども、この時にお腹の中で横隔膜が動かせているということになるのだろうか?
臍下丹田もそうだが、だいたいこの辺、とイラストで図示されていたり記述されていたりしてもイマイチ想像が湧かない。こういうのってカラダ動かして「ここだよ」って触って示してもらうと一発で分かるんだけどな。
そういう呼吸法の教室があったらぜひ見学させていただきたい。