afurikamaimaiのブログ

この道は行き止まりだ。引き返せないよ。

当たれば良く飛ぶ

暑い一日でした。

暑さに耐え切れずついに冷房入れようかな、と思ったところ、ちょうど折りよく冷房もぶっ壊れているという有り様だったおかげで、扇風機を買うことに。

お前はいつもそうだ。
いつも終わってから後悔するんですが、使う前にちゃんと点検しておかないとダメですよね。
冷房に限った話じゃなくて、いざ使おうという段になっていぜん使ったままで収納してたら何だかあまりよろしくない具合になっていて、使いたくても使えないという経験が多すぎる。
吾はもう少し経験に学ぶべきだと思う。

扇風機で思い出したのですが、最近の扇風機って先祖返りしてるんですかね?
押し応えのあるスイッチに、ガチャガチャ回すタイプのタイマー調節機がついてた。

実家の扇風機(だいぶくたびれてるけどまだ現役)は、ボタンを押すたびに風量がアップする
カウントアップ式のタイプでした。アップするたびにデジタルな音のする奴。
これのボタンがまたなんか憎たらしい奴で、一昔前か二昔前にけっこう普及してたボタンの表面に
何だか薄っぺらいプラッチックのようなビニールのような膜がついててそのボタンの真ん中にちっちゃい突起がついてるタイプ。
・・・語彙力があまりに乏しすぎて伝わってるのかすごく不安になってきた
(いずれ正式名称ググって加筆したいと思います)。

さておきそのボタン、最初のうちは薄い膜の周縁部を押していても反応してたんです。
けど何度も何度も押してるうちに真ん中の突起部だけが目立つようになってきて、ついには膜が破けてしまいました。
そうなると突起そのものをピンポイントで押し込まないと反応しなくなるわけで、ごく些細なことだけどちょっとストレス。
扇風機のボタンなんて寝っ転がりながら爪先で雑に押すような操作を繰り返されるものだという想定をしていなかったのでしょうか?
ズボラ揃いの家族のため、最初はビニールテープ貼って膜の代わりにしていたのですが、

・何回も押すうちに粘着が弱くなってけっきょく突起を押さないといけない。
・貼りなおそうにもキッタナイことになっててめんどくさい。

といった次第で、用を成さなくなったビニールテープ越しに、足の親指でまさぐって突起をオンオフというのが帰省時の日常となっていました。
買い換えればいいのに、と帰るたびに毎回思うけど別に動いてるからいいか、ということで毎回買い換えないまま戻ってくるということを繰り返して幾星霜・・・
今年もキッチリ動いてるのかなぁ、などとちょっとしんみりしました。

しかし押し込んだ感触がしっかりしてるのはいいですね。
風量ボタンがそれぞれ独立してるのもいいです。
祖父母の家にあった年代ものの扇風機はボタンが隣同士で接していて、しかも角のあるボタンなので足で操作するとちょっと指が痛くなるという逸品でした。
もっとも祖父にばれると「行儀が悪い」と怒られるので、あまりやらなかったんだけど、その分印象が強く残ってるのかもしれません。

この扇風機も実家や祖父母の家にあった奴みたいに何十年も活躍することになるのかしらん?
今のところ不満はないので長い付き合いになりそうです。