afurikamaimaiのブログ

テキスト打ちのリハビリのはずだったが、今は路頭に迷ってる

人間的に大事なもの。

ってなんだろうね。

主語でかすぎて想像もつかないけど。

自由・平等・博愛?

有給不滅の大義

オウまだ消化しきれてねえの思い出したわ悠久不滅な。 

 

日本がここまで子供嫌いの国になった理由 | PRESIDENT WOMAN | “女性リーダーをつくる”

子供はモノではない、とタテマエは大変立派だが、ホンネでは年金を支えるための経済活動を期待してるだけの世論。障害抱えた子を「それでもなお」産もうとするカップルに対する酷薄な空気。こういう前提は昔から。

2019/02/24 12:46

 

もともとさ、目一杯そりゃもうどうしようもないくらいに酷薄だったと思いますよ、本邦の国民ちゃん。

だって、戦後の優生保護法って

「貧乏人が子供産みまくってクソ迷惑」

「ロスケに強姦された大陸帰還者も、子どもも、正直要らないし隔離してるし」

「っていうか米兵相手にパンパンやってる売女の産むあいの子にカネ使われるのファッキン」

「そんな環境で生まれた子供クソに育つに決まってるやん」

「そういう環境で産み育てることを事前抑止してしまえる俺ってマジ高潔」

って趣旨コミコミで全会一致で改正されて出発してますからね。

一部さすがにあんまりにも酷いので反転して隠したけど、滲み出る偏見。

こういう人権って何それ? 食えるの? ってところがガッツリベッタリ貼りついた状況が土台にあるのに、昨日今日子育てを巡る環境が変わった、みたいに言われてもいっぱい困るんではないかしら。

 

今までも偏狭だったのよ。

ただ見えなかっただけ。

偏狭に扱っても「よい」と社会がまるごと規定してた子供が、見えてなかっただけ。

そうやって押し込めてたのに、まるで今までは、昔はよかった、みたいな言い方をするのはちょっと先人の功績に対する敬意が足りないと思う。

 

我々の父祖は昔っから「優しくする相手」を主観的、一方的に決めていたし、それは相手がなんの力も持ちえない子供相手でもぜんぜん変わらない。

*1

 

ならその気質を存分に受け継いだ我らは?

ムーブメントとして同じことやっても別におかしかないよね。

進歩がないと言えば進歩がないけど、そう簡単に人の気質は変わるもんでもない。

んで。

過去においては父祖が主観的に「これは要らない」という風に切り捨ててた「子ども」の範囲が、じわじわ経済的に弱ってくるにつれて広がってきてるだけなんじゃないかな、と。

やってることは一緒。

父祖は父祖の都合で「これは要らない」と判断した子どもを切り捨てた。

我らの社会も我らの社会の都合に合わせて「これは要らない」と判断して子供を切り捨てようとしている。

幾分、その範囲が父祖に比べて広がってるのは否めないにせよ、

「ある人間に対し、その価値を多く認めないという審判することが許されている」

という異常なまでの傲慢さは、ご安心ください、父祖譲りの何かです。

 

 

子どもを「イレギュラーな迷惑者」と見なして自分のエリアから排除しようと“日本的な”NIMBYネスをあからさまに外に出す人たちは、何か人間的に大事なものを忘れてしまった自らの姿が見えていないような気がする。

 

当たり前の話だが、自分が不利益を被る側になって初めて気付く「世の中のおかしなところ」ってたくさんある。

そこで「昔は良かった」って安易に言っちゃうのはかなり危ないと思います。

それはきっと昔あった「おかしなところ」が見えてないだけだと思う。

昔は昔で「人間として大事なもの」が欠けていたし、「イレギュラーな迷惑者」には冷淡だったんですよ。過度に美化するのNG牧場。

 

全体としては社会はいい方向に進んでるよ、ってのがファクトフルネスって奴らしいので(読んでないので知らんけど)

「日本人が子供にキッツイのは何でだろ」とか

「昔は子育てに寛容だったってのはガチなんかね」とか

「子供にきつく当たることで得られてる利益もあるんでは」とか

「子ども嫌い」にもひょっとしたら「いい方向」が混じってるんじゃないか、という視点も持たれた方がよいかと思います。

 

俺としては、局地的なことであれ、「子どもへの不寛容」を問題視するようになっただけマシなんじゃないか、って思いますけどね。気にしてなかっただけ、見てなかっただけでずっとそういう課題はあったんだから。自分の番が来てようやく気が付いたか、と思わなくもないけど、ホモサピって想像力あんまないしな。

俺も未だに気づいてない、想像すら及ばない「おかしなところ」だらけ。世の中広すぎんよ。

 

問題視するだけで終わりそうな気もするけど、この国が法で「見ないこと」にして潰そうとした子どもたちを救うべく奮闘した日本人だって居るし、世の中棄てたもんじゃないとも思う。

そんなレベルには到底及ばないけど、半径5m程度にしか共感も想像力も及ばない小者として、まず目の前で困ってる子どもに「何かできること」を考えたいと思った次第。

 

 

 

「混血児」の戦後史 (青弓社ライブラリー)

「混血児」の戦後史 (青弓社ライブラリー)

 

澤田美喜筆頭に、混血児の保護に現場で奮闘した先達、教育者たちには尊敬しかないんやな。

*1:てか、子供相手だからこそ酷薄になれるって側面もあるよね。

 「優しくあらねばならない」という風に自己規定するためのインセンティブがない。

 見下してるクラスタから産み出される「子ども」を、自らの血肉とゼニとを削ってまで保護しなければならない道理がない。

じゃけん放置しますね。っていう。