下界を離れているうちに、だいぶ華やかになってた。
山奥も緑に覆われているのだが、山奥の緑はなんというかくすんでいる。
くすんでいるっていうのもちょっと違うか、なんか濃いんだよ。
濃すぎてもたれる。
「自然って素晴らしいぞ」っていうネイチャージモンな皆には、行く先々でクロメマトイが寄ってくるこの鬱陶しい感覚をぜひともシェアリングしてあげたい。*1
単調だし、見ててつまらん。
下界に降りてくると桜はもうほとんど散っていて、若葉がついてた。
花が散ってから葉が出てくるまで本当にすぐだね。
今の色はとても鮮やかで好き。
けどこの鮮やかな色もあっという間にグロい感じの緑になるんだな。
そして枯れて散る。
一年ってあっという間。
葉が落ちてスッカスカになって久しかった街路樹もすっかり芽吹いているし
僅かな時間の間に景色が一変してて、もうちょっとちゃんと見ておけば良かったと少しだけ残念に思う。
殺風景だと思ってスルーしてるけど、殺風景には殺風景なりの存在感があるのだと思いをあらためた次第。
花 枝 若葉 の変化でなくていきなり 花 → 葉 になってる時の戸惑いは大きかった。意識してないけど、景色の変化の段階をすっ飛ばして変わってしまうと体の方が追い付かない模様。
たしかに下界に戻ってきたのに、初日しばらくは落ち着かない気分でした。
他にも細かいところでまだなんか感覚がズレてる感じがするけど、何処に引っかかってるのか、自分でも分からない。疲れはもう取れてると思うのだが…
ゆるゆる調子を取り戻していきたい。
*1:と思いましたがこの小虫、東洋眼虫とかいう厄介な病気の媒介する奴みたいですね。安易にシェアしてはいけない。亡びればいい。