の体だったんじゃないかなと。
中継見てた。
つけられてすぐ外すとかやってた。
お行儀がよくないなぁ、とは思ったが、ここまでDISられるとは思わなんだよ。
頂点を争ったんだから求められるものも違うというのも了解しつつ、スクラムでほぼ一方的にやられた*1すぐ後に
試合展開の全局面においておよそ南アフリカのやりたいラグビーをやらせてしまった*2その後に、
「おめでとーオメーら強かったぜ」
って切り替えるのはキッツイだろうな、って。
変な話さ、
4年前の日本VSスコットランド戦の後に
「グループ突破濃厚だよセレモニー」
みたいなもんが組まれてたとして。
日本代表はすんなりその場に合わせた振る舞いが出来ただろうか。
滅茶苦茶な単独突破されて、滅茶苦茶なロングショットも決められて、とにかくスコットランドのいいとこしか出なかった、やりたいことやらせてもらえなかったあの完敗の後で
「さあ、立派な勇者らしく振舞いましょう」
って言われて朗らか爽やかに
「おめでとうスコットランド!」
ってやれただろうか。
そんぐらい、今回のイングランドにとっては衝撃的な敗北だったんじゃないかな。
そこをキチンと切り替えるのが大人だ、みたいなのも頭では分かるんだけど
あんだけやりたい放題にされてしまった現実を受け入れるのは、すごい苦しいだろうなとって思ってしまう。
祝祭の場の空気を乱すな、水を差すな、というのはまったくもって正論だけど、ちょっとモヤッとする。
二位はどう転んだって二位なんだよ。
「弱い有象無象の中ではまあ、トップだね」
「けっきょく弱いんだけどね」ってのが絶対。
頂上だけ目指してやってきた連中に、短時間でその現実を受け止めろというのは酷だと思う。
負けた側にも、勝者が存分に歓喜に浸る時間があるのと同じくらいに
悔しければ泣きたいだけ泣けばいい、そんな時間が与えられるとよいのにね。
さておき。
今回のラグビーは増田のおかげたいへん楽しめた(いや、今は増田ではないのだけど。
きっと日テレかNHKあたりが大会総集編特番とかやると思うので、あらためて読み返したいと思う。
で、ニワカの浅知恵なんだけども。
もし前半のあの時、ゴールライン1m切るまで接近したあの攻撃の仕切り直しの時に、イングランドがショットじゃんくてスクラムを選択してたらどうなってたんだろう?
と。
上手く行ったかどうかは分からん。
つか、敗戦という結果は覆らなかった可能性は高いと思う。
スクラムにそれまでずっと負けてたわけだし、あの時点ではたぶんあの選択が最適だったんだと思うけども、もしあそこでスクラム組んでそれで負けてたら、イングランドも
「やることやりきって負けた」
ってスッキリ敗戦を受け止めた可能性もあるんじゃないのかな・・・ってボンヤリ思った。
後半に入って一度はスクラムで勝ってるわけだから、もしもその一度の勝利をあの場面で出来ていたら、みたいな後悔は選手たちの中にあったんじゃないか?
自分たちがベストを尽くしきった、やりきったという確信がないから、敗戦を飲み込むのにも時間がかかるんじゃないのか?
・・・そんな妄想をしている。