afurikamaimaiのブログ

テキスト打ちのリハビリのはずだったが、今は路頭に迷ってる

毀ち人

先週末から解体していた近所の空き家が昨日、完全になくなった。

不思議なもので、壊しているのにまっさらな更地になったのを見るとここから何か始まる、っていうかすかなワクワク感がある。じっさいには更地になってしばらくずっとそのまま、ってのも多いけど、それでもしばらくは何もない土地の前を通り過ぎながらここに次は何が出来るのか、っていうのを想像して楽しい。

まあここ3年ほどの間に解体されたのはいずれも1年ほど放置のあとコインパーキングになっちゃったけどね。そろそろ足場組んで新しい建物を建てるのにもお目にかかりたいところ。

 

解体される前の空き家の住人のことを知っていればまた違った見方になったと思うけど、引っ越してきた時にはすでに空き家だったからね。セミの抜け殻がそこに留まっていたんだなぁ、くらいの感慨。

土地に長い人たちから見れば、以前住んでた人との繋がりが完全に消え失せる感じで寂しさの方が大きかったりするのかも。

 

日ごとに形の変わる壊す過程も間近で見るとなかなか興味深かった。

意外だったのは、窓もそのまま重機でぶっ潰してしまうということ。

サッシとか窓枠から解体前に外しておくもんじゃないのか!? って。

初日に盛大にガラスの割れる音がしたので「事故かな?」って思ってチラ見したら、枠に嵌ったままバキバキ壊してた。

そういう解体ってOKなんだ・・・お仕事してる人ガラス片踏んだりして危なくないのかな、って疑問も湧いたけど、それ以上に田舎に居た頃の解体とはぜんぜん事情が違うんだなという驚き。

 

祖父の家を解体した際には、家じゅうの窓サッシを全部外した後に躯体壊すのに取り掛かってたのでてっきりみんな外すもんだとばかり。

これは外した後で「また何か使う」ということがこの辺ではないのかな・・・というか、ひょっとしてガラス窓とか引き戸とか、使えそうな建具をリサイクル目的であらかじめ外しておくというのがローカルな習慣なのかも。

そこそこ大きい都市だと使うかどうか分からん建具をずっと放置しておくような空いてる土地も少なそうだし。

 

ちょっともったいないなぁ、と思ったけど、7年近くずっと空き家で放置されてた家の建具とかは歪んでそうだし、リサイクルの道も難しいのかも。

あるいは解体のときに外そうと思ったけど、

「イエ丸ごと歪んでて外れない」

っていう事情があったとか。案外これが正解かも?

 

近所には解体されそうな空き家がまだ数件あるので機会があったら次の現場ではどうなるのか観察したい。