これ法律用語だったんだな、というのがテキスト一冊目を無理矢理読み終わった結果の感想。
けっこう平易な文章のはずなのだが、後半に行くに連れてキツかった。
無効と取消の違いあたりでウゴゴってなって後見・保佐・補助のあたりで復活。
これ全部きちんと理解しないといけないのか(困惑
しかもあと10冊も残ってるよ・・・(絶望
まずは慣れるためということで内容は「?」てなったところもそのまま放置して先に進む読み方をしたけれども、これでよかったんだろうか?
再読する時にはもうちょっと丁寧に進めたほうがいいんだろうな。
けど少しだけ、法律は面白いなと思いました。
正義を実現するもんじゃないんやで~ ってのは聞いた覚えがあったけど
テキスト読んでたらしょっちゅう原理原則を曲げる大人たちがガンガン出て来る
「もっともらしいこと言ってるけどこれスジ曲がってるかんな!!」
ってバッサリ。
けどそのスジを曲げてるのは、法律どおりに話をすすめたら
善VS善でもお互いがイーブンにならずに「いっぽうが常に勝つ」ような状況が現れてしまうような場合には
「それは善人どうしなのにかわいそうやろ」という利益広陵というバランス感覚が働くからだというような話はおぼろげながら分かった。
(善VS悪とかだとこういう救済はなくて、あと詐欺に引っかかった人にもけっこう厳しい。
民法では「詐欺に引っかかるんはお前が強欲やからやんけ」みたいな意識がある風なことをテキストは書いてたけどこマ? おいおい調べたい。)
記憶にある範囲では、「取引の安全」という奴がしょっちゅうスジ曲げの根拠に使われてたと思う。
・・・見直してたら広陵の字が違いますね。「衡量」です。
法律はこういう謎の用語が飛び出すのがちょっといけない。こういうとこをもうちょっとフレンドリーにしないといけんと思う。
厳密に定義しないといけない、という事情はほんのり見えてきたけどそれでももう少し何も知らない人でも少しは想像が及ぶような術語にしてたほうがみんな幸せになれると思うんやな。