はぁちゅう氏かな、って思って読んだらはぁちゅう氏だった。
社会問題の解決よりも、提起者の「落ち度」「不公平」叩きを優先する現象 - ニャート
おっきな問題に立ち向かうにはひ弱すぎるんだろう。自己責任・努力不足・自業自得が大流行したのも、自分を取り巻く社会そのものを変えなきゃならないしんどさに耐えられなかったからだと思う。これは治らないんでは
2018/02/19 04:36
書いた後思ったんだけど。
そういや、はぁちゅう氏、落としどころはどこに定めてたんだろ?
岸氏をさらに追い込むつもりだったのかな。
それとも事実を認めて謝罪したからそれで手打ちだったのかしら?
あと元記事読んで
「どっちも等価だ」「事象としては岸もはぁもやってることは変わらねーよ」
って童貞側の感情はやっぱ軽んじられてるのな、っていう当たり前だけど割と深い断絶をあらためて実感。
そりゃそうだ。
はぁちゅうのリアル暴力によるダメージに比べたら、
不特定(多数か少数かは不明)童貞の受けた言葉の暴力のダメージの方が軽いもんね。
これなんかも、「社会問題の解決」を考慮するにあたり、後回しにしても良い問題という判断になるのだと思う。
けど吾はひ弱すぎるんで。
そう分かっていてもこの場合に「社会問題の解決」で救済されるのははぁちゅう氏で、
彼の人の振舞いそのものに含まれる(「社会問題の解決」を目指す観点から見れば)うっすらとした曖昧な「セクハラ・パワハラ体質」は免罪されても良い、という発想はちょっと受け付けない。
なんというのかな。
はぁちゅうはそれはそれで救われなきゃいけないけど。
はぁちゅうの童貞叩きが、お目溢してもいいものという風には思えなかったんだよね。
これが元記事から見れば「提起者の「落ち度」「不公平」叩き」とみなされるんだろうけど。
大小・優先順位でいったら間違いなく元記事のとおりなんだけどね。
湧いてくるもやっとした不快感を抑え込んでまで支援したうえで、獲得できる「社会問題の解決」によって得られた成果が、社会全体に対して善きものという風に確信が持てないというか、納得感が薄いというか。
はぁちゅう氏が目指してる「解決の形」がよく分からん、というのもモチベーションが上がらない。
この辺、自己利益にいっぱい気を取られてしまう吾の小ささだろうね。
感情を抑え込んで理性で飲み込まなきゃいけないこともある、と分かってはいても、目を背けてしまう。
こういう時に感情を抑え込んで大きな益につけるような人間が、大人なのだろうな。
自己責任・努力不足・自業自得。
しょっちゅう投げつけられてきた言葉だけど、吾もけっこうこの価値基準で生きてるよな、って思い知らされた次第。
はぁちゅう氏の顛末について「自業自得だろ」って思ってたところがないとは言えない。
こういう心の壁は乗り越えていきたいね。凄く難しいけど。