気になったものや興味を引かれた記事にペタペタ貼り付けてたけど、これもちょっとマナーがあるらしい。
その辺のマナーについての善悪の判断は留保するとして、
「目に付くところに、そこにふさわしくないものが上がるのはどうか」
という気持ちは分かる気がする。
SEO対策? とかでまったく見当外れのものを検索上位に表示てくださる腐った検索エンジンのアレに感じる苛立ちのようなものがあるんだと思います。
けどほんのちょっと掘れば目当てのものが見つかるよな・・・というとこまで考えて、気付いたのです。
吾はいったいどこまでgoogle/yahooらに毒されてるんだろう、って。
「次のページまで掘る」とか言う発想が久々に浮かんだのはけっこうショック。
思考の仕方が既にクズのそれですよ。
google/yahooの検索トップページに表示されなかった奴は見なくてもいいや、ってモノの見つけ方が染み付きすぎてる。
そんなじゃないだろ、まともなモノの探し方は。
以前であればはてなにしろamebaにしろ、ランキングや新着のたぶんそれなりに下の方まで見てたと思うんです。それでなんとなく引っかかった奴を覗くみたいなブログの読み方してたよなぁ、と。
そんな悠長なことしている時間の余裕がなくなったといえばそうかもしれないけど、時間の余裕のなさを言い訳に、いつの間にかちゃんと深く潜ってみようということを微塵も考えなくなったな、ってのを思い知らされた次第。
検索で目的の奴がすぐに見つからないとイラッ
とりあえず1P目のめぼしいサイトをちょろっと覗いて満足
・・・インスタントすぎる。雑な生き方だなぁ。
表示上位の操作云々は実際のところが不明なんで不可知だけど、自分のWEB上での行動範囲の大半にこうした「ランキング的な何か」が覆いかぶさっていて、その中でパチャパチャうろちょろしてるだけなんだっていうのが、吾ながらみっともない。
昔はそんな簡単に検索一発で全部見知った風に思うことはなかったのにね。
モノ買うときにもランク上位だからこれは間違いないだろ、みたいにポチることも。
今じゃそういうのに抵抗がなくなってることをあらためて実感。
この点については間違いなく昔より退化してますわ。
WEBの海を漂ってるうちにバカに成るってのはこういうことかもしれない。
所与の条件を無批判に受け容れて、それにどっぷり浸かってる。
何にも考えないで。
これはバカといわれてもしゃーない。
もうちょっと自分で苦労してあれこれ探して、少しは時間も頭も捻った方がよさそう。ひとまずあんま行ったことのないブログも掘り進めようかな、って思いました。