先生と僕 ?夏目漱石を囲む人々? 1 (コミックフラッパー)
- 作者: 香日ゆら
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2012/10/12
- メディア: Kindle版
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こちらで紹介されてたものを読んだ次第。
まだざっと読んだだけなんだけど。
登場人物が、八割方乙女。
和辻とか芥川、特に芥川のややこしい感じはとっても。
中と小宮は・・・アレは・・・乙女とはちょっと・・・違うかな。
ただ愛がいっぱい溢れすぎてるのはよく分かる。
こんなん向けられたら漱石もそれは照れるよね、かわいい。
うっかり「かわいい」言ってしまいましたが、そういうエピソードがとっても多いです。
漱石その人ばっかりじゃなくて、その時代の有名人の為人の一端が伝わってくる。
鈴木三重吉お前そんな奴だったの!?
とか、知らなかった側面もいっぱい描かれてて、とても楽しい。
あとねー。
菅さんはいいね。とてもいいよ。
漱石より年上の友人で一番世話焼きさん。
是公もいいんだが、こういう絶妙な距離感で甘やかしてくれる人大好き。
いろんなエピソード、どれも面白いんだけど最終巻の〆が一番良かった。
「なればこそ」の奇跡、だとホントに思う。
ぜひ読んで確かめてみてください。