afurikamaimaiのブログ

テキスト打ちのリハビリのはずだったが、今は路頭に迷ってる

犬公方。

 ねこ大好き。

殊能将之 未発表短篇集

殊能将之 未発表短篇集

 

短編で簡単に読める奴というのを尋ねたらこれがいいとおススメされた。

読んだことのない作者だった。

ので。

なんと言えばいいのか分からん。

 

ある特定のジャンルの小説を読んだときに

「こういう読みをするのがミステリ(SFでもホラーでも何でもとりあえず特定のジャンル)をたしなむ玄人しぐさ」

みたいなハードルを感じる。

ラノベだってそうだ。

吾「ここ展開無理がある気がする」

玄人「はぁ(これだからトーシロは、ってニュアンスいっぱいの反応)」

みたいな。

 

たぶんネッツ界隈、それも汚濁と憎悪に塗れたマウンティングしか能のない界隈のしぐさだと思いたいのだが、それでもそうした「めんどくさそうな」ジャンルをなるべく避ける動機にはなっている。

 

・・・このぐらいでいいだろうか。

要するにここまでくだくだ書いたのは、ミステリ(-)界ではそうとう知られたビッグネームらしいけど、吾はまったく知らなかったんでこれから書く感想はきっと見当外れのトンチンカンですよ、という予防線です。

だからゴメンしてね、というわけじゃないけど普段ミステリ(ー)とか読まない薄い人が読んだらこう思った、くらいのもんだと受け止めてください。

 

では本題。

 

なんだけどもやっぱりよく分からなかった。

「犬がこわい」 こわい → ちょっと分かる 

憎いってわけじゃない →ちょっと分かりみが薄い

 

オチのところのお巡りさんと同じ気分だよ。

いくら怖いっつっても君には武器がある。

家の中を探せば長ドスぐらい落ちてるだろう。

制空権はわんちゃんよりも君のほうがよほど広い。

そのまま家に留まっててもどうしようもないじゃん?

 

って。

たぶん犬に対するめちゃんこ恐怖がないからこうなるのかもしれない。

けどなぁ

なんかなぁ。

 

 

「鬼ごっこ」

いっぱいグロかった。

グロをスタイリッシュに重ねていくグロ。

どう評価すればいいんだろ。

 

 

「精霊もどし」

三つの中ではいちばん腑に落ちる感じがあったけど、やっぱ吾はこの作家の読者じゃないな、って思う。

作者が仕掛けたであろうクライマックスに「ふむ!」ってならない。

これは作者が悪いとかではなくてもう完全に好みの問題なのでどうしようもない。

しいて言えば吾が悪い。

けどちょっぴり怖い読後感はあった。

わたしが言うんだから間違いない、は決め台詞としてとってもパワフルだと思う。

 

ハサミ男の秘密の日記」

作者面白い人だな、って思いました。

KCIAすごいね。

 

 

自分の感覚と外れてる小説があって。

なるほどこの辺は面白いかもしれない、と思うところもあって。

この表現はちょっと好きかな、みたいな所もあるのに、いまいち面白いと思い切れない。

どこに引っかかってるのかわかんないけど、加齢もあって、吾の感性が狭量になったのかな、と思うのはこういうとき。

素直に面白い! ってなることの少なくなる老後は厭だね。そんなことを思った次第。