どこにでもつく。
効き目の強い奴ならなおさらね。
https://kensuu.com/n/nd6eaa0353afa
一読後、賢いな、と思ったけど同時に嫌悪感と、ちょっと背筋がぞわっとする感じが湧いた。
ブコメしようかと思ったけど、この微妙な感じは100字じゃ到底無理だろうと思ったので書く。
嫌悪感だけなら単なる好みの問題だからあっさり処理できるんだけど、このぞわっとする感じは要注意。俺の中で。
この手のつかみどころのない恐怖は放っておくと後から酷い目に遭う、恥の多い人生でした。
ので、とりあえず良く分からないんだけどいちおう考えるためにブログに残しておく。
どこに恐怖を覚えたのかはまだはっきりこれ、と断定はできないんだけどおそらく、
「見切りの早さ」「鋭い逃げ足」
に感じたんじゃないかな、と自分で自分を判断。
かといって、お前は炎上している人と仲間だっただろ、という反発はあんまりなくて。
多分だけど、炎上してる人に何らかのビジネスチャンスがあるとみてイッチョカミしてたと思うんですよ。まあ炎上してる人も同じ手口でもう10年くらいトップグループ走っててしぶとく生き残ってるわけだから、そのサバイバル能力に目をつけるのはアリかも、って思います。
別に同志意識とかがあったわけじゃなくて
「ここに噛んでたら何か小銭稼ぎになるかも」って張っただけだと思うんですよ。
けどなあ。
いったん手持ちを賭けてはみたけど雲行きが怪しくなった時の転身の見事さと言ったら。そこからの流れで上記の記事ですから、もう上手いな、としか。
ゼニとか、人情とか、色々惜しんでもうちょっと肩入れするとか、そういう気配が微塵もない。これがゼニが寄ってくる質の人かと感心する。
損切りが上手すぎる。
で、何が怖いのかって言うと
この損切りの早さと、あらゆる方向に張っていく守備範囲の広さが、一人の人間の中で両立しているあたりがホントにやべえな、と。
賢いのは間違いないんだけど、うっかりお近づきになると自分もいずれ「損切りされる側」になるかもしれないという恐怖。
まあ杞憂なんだけど。
このドライさ、人が駒に見えてる感は炎上してる人と共通するものがあるのかも、と思いました。
炎上してる人は、自分の目利きにケチつけられると発狂して火元を擁護するんだけど、いかんせん器量が追い付かないので速攻で火元(になった人)を切ってケツをまくるというショボさが他人をまっとうに扱ってない感じがするんだけど、
件のnoteの人は、そういう自分の感情を抜きに徹頭徹尾ビジネスで他人を扱ってる感じが文面から滲み出てるように感じる。
どっちも「やべーやつ」なんだけど
喜怒哀楽の感情が切ったり寄ったりの行動に直結してそうな前者よりも、
ゼニにならねえ、って判断されたとたん、気づかないうちに切られてそうな後者の方がより怖いな、と思った次第。
あくまで文面と、ざっと騒動の経緯を眺めた印象でしかないんで、俺の勝手な思い込みだと思う。
けど、こういう直観、わりと当たるんだ。
界隈全部お近づきになりたくねえ、ってのは好みの問題だと思ってたけど、もっと深いところで吸い込まれるとやべー、って思いました。
どうあれ人を駒として扱うことに抵抗のない人って恐怖の対象よね。
まず間違いなく「駒」になりそうなポジションの人間としては。