支援が必要だと声を挙げた人を殴らなかった奴だけが、これに賛同する資格があると俺は思うの。
俺?
俺は小泉改革の時に一時的にせよ
「抵抗勢力の言うことは聞かなくて良い」
という小泉・竹中ロジックに乗っかったんでとてもとてもそんなことは言えない。
マジョリティが
「俺たちが敵とみなした相手は問答無用でころしてOK牧場」
って振舞いを自制しなくて良いというのにお墨付きを与えたのは俺筆頭に有権者だし、その流れは今も続いている。
民主党の支持された気分の「お灸を据える」も
糾弾される側の声を聞かなくて良いという狭量の姿勢では一貫してるよね。
増田はお気の毒だけど、空気次第で多数派を形成した連中の恣意的な線引きで殺せるのはもうどうしようもないと思う。
それでもGoToやれるくらいには、声を拾い上げる政治屋がいるというのはまだマシな方じゃないかなって思うけどね。*1
貧すれば鈍するの言葉どおり、「お互いさまでなんとかしようね」という連帯の意識を四半世紀前、もしかしたらもっともっと前にかなぐり捨てちゃった以上、次の標的になるのは俺の業界かもしれないし、違うかもしれない。
歴史の惰性に抗うのは無理筋なので、大衆の気まぐれパンチに巻き込まれないようにこそこそ生きるしかないのではないかしらん。*2
ムラの中の居心地の良さだけを追求し続けた怠慢のツケを支払わされてるんだろうな、としみじみ感じている次第。