昨日あんまりまとまってないエントリを書いて、そのあと読んだ。
箇条書きされてるどれもが面白い。
と同時に、これくらい自分が正しい、と思い込めるのは強さだと思う。
いや、強くはないのか。
強くないからこそ増田で「みんなにも、こういう経験あるよね?」って共感集めして自身の下した判断や評価の妥当性を確立しようとしているのかもしれない。
これも陰我だね。
俺はこういう時だいたい
「うーん、これはもう俺の方がこの作品世界の射程からは外れちゃった消費者なんだな」って気持ちの方が先に立つ。
いや、離れた後に周りの評価もまた「アレは庇いようのないクソだったよ」となってるのもチラホラありますけどね。
作劇のセンスとか話作りの根幹はそうそう変わるもんじゃないだろって思ってるので、そこが受け付けなくなったのだとしたら、作家の劣化よりもむしろ、受信側に問題があると考えておいた方が無難だろう、というふうに構えています。*1
なのでここまで自信を持って(・・・もいないか。持ってたら増田じゃなくて個人ブログでぶっ叩くもんね。)発信側の劣化を叩くことが出来る人が羨ましくはある。
もうちょっと自分の批評眼というか、消費者としての目利きに自信を持ってみたいもんではある。
後どうでもいいけど、どれだけ傑作として結実しても「出来れば続編を作ってほしくなかったな」みたいな気持ちはどれくらい共感を呼ぶもんなんだろうか?
商売的に一発当てた安牌の続き物をやらないというのは有り得ない話だと分かってても「あれで奇麗に終わってんだからどれほど良くても蛇足だろう」
って感覚になっちゃうのって割とよくあることだと思うんだけどな。
まあいざ始まるとそれはそれで消費してしまうのもあるし。
俺はよわい人間です。
※なんだかんだ文句言いつつちょっと楽しみにしてる奴。原作は話は面白くないとはいえナイトオブザスカイよりはマシだったし、単にカッコイイので。