あるいはヒャダインとうみみに任せとけばいいじゃんという話。
一番は近田春夫。
じっさいコーネリアスより理解してんじゃねえのか、五輪の理念。
頭から爪先まで
「なんでオファーした」
「なんで引き受けた」
の疑問しかないわけだが、そこらへんは微塵も解決しないまま幕引き。
キャンセルカルチャーとか御大層な話じゃなくて、理念に沿ってるかどうかってそれだけの話なんだよな。
で、沿ってないことが誰の目にも明らかだったから即燃え上がったわけで。
つくづく思うのだが、ほんとにこの五輪界隈、五輪が謳ってる高尚なあれこれの絵空事を少しでも気にしながら生きてる人間居ますか?
リアルな話として、そんな理想論出来るわけねーじゃん、というのは分かるんですよ。
世の中に擦り切れてヨゴレ切った大人なので。
けど判断の軸としてはこの手の絵空事ってまだしも有効だよね。
「さすがにそこは踏み越えちゃアカンやろ」
っていう内心のブレーキにはなるよね。
カネその他の都合次第でいともたやすく砕け散るガラスのブレーキだけど。
五輪界隈、まるでその内心のブレーキが最初っからなかったかのように振舞っている話ばかりで本当に驚いてる。
けっきょくのところ五輪の価値はカネと票だろ、ってのは分かる。
分かるけどさ。
ならせめて、そのカネと票をきっちり掴むだけのできるかぎりの仕込みはやりましょうよ。
正面から理念にケンカ売ったらそりゃ叱られるでしょうよ。
その辺からぶん投げてるように見えて何がしたいのか、さっぱりです。
このまま進んだら
「これ(今からやろうとしtてるスポーツイベント)はオリンピックと名乗ってる以上、実質はどうあれオリンピックなんだ」
みたいな、かなり情けないことになりそうで。
五輪支持者の皆さんに聞いてみたいところ。
皆さんが望んだオリンピックって……これなの?