だいぶブログのテキスト打つのも慣れてきたので、次の段階へすすみたい。
第1章ー3 描写力をつける
をやってみたい。
テキストはこれ。
ざっと読んでもっと良いのがあるんじゃないかな・・・という雰囲気は感じるものの
細かい課題をこなす形のほうが、不精な自分には合っていると思ったので続ける。
(かなりどうでもいいんですけど、このあと端折るつもりの課題の岸辺一徳(P48~)の写真、すごく微妙なぼやかし方でなんだか不安になります。岸辺一徳オーラの醸す不安感とはまた別の不安を掻き立てられる。デスマスクっぽく悪意を持って加工したんじゃないかって思うくらい不安なピンボケな感じ)
参考にした文章本の課題は「冬の欅」だったんですが、あいにく今は冬ではないし、周りに生えてる木が欅かどうかも不明。そこですぐ目についた「入道雲」について描写してみようと思う。
もう日も落ちたんで若干思い出しながら挑戦。
・・・夕日を浴びた入道雲は禍々しさがいっそう際立つ。
ただでさえ大雨の予感をもたらす厄介者。
昼間の高く聳え立ち、白く輝く腕を両側に広げて重く鈍い色の底でのそのそと近づいてくるそれも嫌なものだけど、夕暮れのそれはさらに気味が悪い。
入道雲の頭頂部は太陽の最後の輝きを反射してか、薄く白く輝いているのと対照的に、水平方向にまっすぐ腕を広げている背丈の半ばあたりは桃色とも橙色とも言いがたい凄みのある薄赤色を纏っていて、日の当たらない鈍く灰色がかった側との境界が若干紫色を帯びている。
その薄赤色→紫色→灰色の曖昧な境い目が、じっくり目を凝らしていればグネグネと伸び上がったり縮んだり、巻き込まれたりしながらさらにぼやけていくのが分かる。
日も暮れてどんどん明るさが衰えていくのもあるのだろうが、そうしてぼやけていく入道雲の中段より下はさらに重い灰色を纏っている。
日に照らされてなお白やアカよりも灰色の方が強く、底の方はもはや黒々としているといっても大げさではないくらい。
おかげで昼間であればかろうじて見える無数の足を伸ばしたような雨の帯も、入道雲と地平の間には確認できない。まったくの暗がりになってしまっていて、雨が降っているのかいないのか、とても判別不能。
いずれこっちに来れば雨が降るのは分かっているのだが、どれほど降るのかが当てずっぽうでも見当がつけられないのがもどかしい。
だから夕暮れの入道雲はきらいだ・・・・
こんな感じかしらん?
見て描写しろって課題だけど、半分くらい想像だなこれ。
入道雲の上のほうの色はけっこう覚えてるけど、今日見た入道雲の下の方はしょうじき自信がない。そもそも底は山にかかって一体化してたような気もする・・・?
やっぱ見てからすぐ書くか、見ながら書くかしないとダメっぽいですね。
前の課題の思い出しながら書く、思い出して書く、というのとはまた別の意義のある課題だと思うので次は見ながら書くように心がけたいですね。
なお入道雲はこっちに来ませんでした。雨はたぶん、降らないようで一安心。