ネッツうろちょろしてたら興味深い記事見っけた
会社で「ハイヒールを履かないなら、家に帰りなさい。」と命令された話 - 女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還
そういや中国はもっとヒドいレヴェルのアレな奴(纏足)やってたな。
こういう足を無理やり細く見せるみたいな美意識は世界共通なのか知らん、ってちょっとググッたら、また面白いPDF見つけた。
へぇえ! ってなる。
ハイヒールについて
・纏足やめた中国の人がこぞって始めて魯迅先生に「何やってんだ」言われる
・アメリカンでも「コレ形変えた纏足じゃねえか、イラネェ」って反発があった
あと横から図解した纏足の透視図が相当グロい。
それからつらつらと纏足歩行の歪さが説明されているけど、
「おそらくコレと被るところが少なくないであろう」と評されるハイヒール歩行って現代には苦痛すぎるんじゃないのかって思ったり。
何故こんな不自然な事が一世を風靡し、かつ今も「身だしなみ」呼ばわりされてるのか。
ヨーロッパでは
「足は生命と繁殖力のシンボルであり、足は多産のシンボルであった」
「ラテン語の女性 femina は 太股 femur からきている」
「それに多くの性的観念が絡み付いて、下肢は性の座となった」
「18世紀頃にはlegはbreastと並んで、異性の前では禁句」
だと?
明日使えるムダ知識ゲット。
んでスカート丈が短くなってストッキングが出てくるようになって脚線美が意識されるようになってから西欧ではハイヒールが流行り始めたぞい、と。
この後足フェチに至る歴史とかちょっと軽く触れてるけどそこは割愛。
でなんでここまで足を小さくする事に拘るの、って言うのには実利的側面があって以下反転。元PDFでの言及を読むのもお奨めだけどエグイ。
※要は臀部大腿部腰部に余計な負荷をかけることで女性性器の発達を促す→男が突っ込んでニコニコ、というすごい下ネタ(医学的証明のなされてない俗説だが信じてる奴がめちゃ多いとさ)
うん。
思ったよりも徹頭徹尾「見る側」の都合で作られてたブツだった。
ロクなもんではないね。
「団結だよ絆なんだよ」
で下敷きになった子供をぶっ潰す組体操のピラミッドもそうだけど
「見る側が心地いいから」って、必要以上の負荷をそれをやる側に強いるのって、あんまりみっともよいものではない。
大人としては、魯迅先生の言い分がもっともかな、って思いました。
今もハイヒールが当たり前じゃん、ってなってるのを見て魯迅先生はどんな感想を持つのだろうか。
ムダに痩せすぎてる(たまに死人も出る)モデルなんかは批判も殺到して規制も進んだけど、ハイヒールもいずれ身体負荷が大きすぎるのに何やってんだ、って規制される未来が来るのかしらん?
美のために(やってる本人が本当に「美」と感じてるかどうかは無視される文脈の中で)体を損ねるという文化は割とキライなので、そういうのが忌避される未来の方が好みだけど、どうなるんでしょうね。