まだ実感がわかない。
「なんだ、死んだのか」と「いや、嘘やろ?」でフラフラしてる。
また、当日よりは実感が出てきたけど、まだお悔やみ申し上げる気分にはならない。
「ここまで酷いオチは望んでないぞ」
てのがある一方で、ちょいちょい政権が隙を見せるたびにウザ絡みしてくるのとか、キングメーカーとしてしゃしゃったりとかを思い出して
「居なくなっててよかったやん」
という感覚も襲ってくる。我ながらヒトの有り様としていかがなものか。
幾らなんでも殺すことはないやろ? という常識がある一方で、視界に入るたびに
目につかないところ行ってくんねえかなこのツラの皮の厚すぎる小物、とも思っていた。
こういう悪感情を抱えたまま冥福を祈る、というのはさすがに偽善がすぎるだろう。
リアルでは神妙なふりはできるけど、ここは俺の日記帳。なるべく嘘は控えめにしたい。
ただ、今次の疫病の大流行の初期に上げてフルボッコされてた動画の犬とか思い出すと少しいたたまれない。
急に主人居なくなった畜生の狼狽は、なかなか辛い。
夫人は前世は金星人の人並みに理解不能な存在だけど、犬の方はまだ感情移入できる。
こんな形の別れはダメだよな、やはり。
さておき。
少しずつ腹に収まってきたところでいちばんに思い浮かんだのがこれでした。
ブコメではボコチンに叩かれてたやつ。
見出しが悪意があったね。悪意のある見出しのほうがPVが伸びるのが悪いんだけど
(ホモサピが滅びますように。
財産の危険は割と洒落になんない感じに落っこちてると思ってる。なんとなく。
ただ一方で太郎の言うとおり、生命身体に及ぶ危険にまで心配りしなければならない(そこを考慮に入れて為政者を選ばなくてはならない)ほど本邦は追い込まれても居ない、とは思っていた。
元首相が射殺された今となっては、現今の本邦の環境では危険は財産ばかりではなく、生命身体にまで及ぶのだ、という心づもりでいたほうがいいのかもしれない。
銃器を用いた凶行、というので遠い世界のように思ってたのだけど、その銃器がDIYでいかにも容易くできるということが報じられるたびに、犯行の動機が(下手人の供述通りであれば)ありふれた怨恨の線であることが濃くなるたびに、どこにでもある話じゃねえか、という印象が強くなる。
太郎の話に「まあ一理ある」と思ってた矢先のこれ。
ほんと一寸先は闇だな、世界というのは。