afurikamaimaiのブログ

この道は行き止まりだ。引き返せないよ。

目クソハナクソってたぶんこのことですよね。

直接の手を下したというところからは逃れてるのかもしれないけどもね。

 

www.dailyshincho.jp

 

これ読んで最初に思い浮かんだのが、先々週くらいの深夜の馬鹿力

メインは芋洗い勧進帳が見たい! ってのと

タイタン太田社長マジ怖え・・・って話だった、と思う。

 

んで、その前の枕がさ。

フワちゃんと伊集院の邂逅の話だったの。

伊集院がそれをラジオで話してたらそこからネッツメディアさんが文字起こしして

「フワちゃん、伊集院に〆られる!!」

みたいな煽りで記事を配信したらしいのね。

で。

それと並行するかしないかの時系列でフワちゃんがtwitterに投稿した内容がそんなピリピリ感じゃなかったよ、と言及するものだったらしく。

こそッと変えられてるの。記事のニュアンスが。

で、伊集院がいつもの通り「どうかしている」と突っ込む。

ホントにイヤげな感じが伝わってきた。イヤげというか、呆れているというか。

まあ実際やられたら呆れるだろうね。

 

「絹マスク生産、提供」でCF、届いたのは化繊製輸入品 業者「だました認識ない」 - 毎日新聞

芋洗坂勧進帳の時の馬鹿力思い出した。こっそり改竄が文化として確立してるよネッツ。メディアが編集履歴残さないんだから当たり前か。

2020/10/05 09:00

 

こういうあとからこっそり配信記事の内容を変える、ってのはさ、媒体の自己認識における高級下級問わずにネッツでは頻繁にやってるよね、っていう。

朝日だろうが産経だろうがアサ芸だろうがブブカだろうが。

 

この辺連想したんで、冒頭の記事読んだときに「何言ってるんだろうなぁ」って思った。

こういう空気作ってんのメディアじゃん。

食いつくお前らが悪い? かもね。

けどそれを事後的に検証するのを回避するテクニック持ってるよねネッツ。

元記事を上書きして改稿の履歴を隠すよね。

いちいち履歴残すのがめんどくせえ、ってのもあるだろうし、中川にそれの全責任があるのかっていうとそれは絶対にそうではないんだけど、鼻白むのは否めない。

 

 

歴史修正主義とサブカルチャー (青弓社ライブラリー)
 

 

同意できるとして挙げてるのが小林だったのも引っかかった理由だと思う。

小林は連載時の過激さをうっすらと剥がしていって版を重ねるごとにマイルド風味を演出する技術を開発した先達だから、あるいはネットもこの技術に倣っているのかもしれない。

こういう偏見をベースに読むと、冒頭の記事の責任転嫁感がすごい鼻につく。

 

今は自粛な風潮をぶったたいてるけどさ・・・

コロナ冒頭にイベントを強行したところを殴るのに勤しんだのもメディアじゃねえか?

クラブ・ライブハウスでクラスターが発生したら特定容易な情報をお漏らししてファンネル叩き込んだのもメディアじゃねえか?

あともう一つ。

陰性証明が欲しいなり、そうするべきではないか、と提言した俳優のことをさんざん罵り叩きのめしたのもメディアじゃねえか?

今になってメディアが陰性証明が御朱印状のごとく活動の自由を保障する何者かのように扱われてるのホントになんというか・・・呆れるほかない。

 

そういう伝え方をしたメディアは俺たちではない。

って逃げられるかもしれんけどさ。

けどメディアってその時々の人心の不安に付け込んで、そこからPV吸い上げるという不可避的な業を背負ってるよね。

PV稼げなけりゃそもそもカネにならねえんだからそれを非難するつもりはないけど、俺のPV稼ぎはOK牧場、やつらのPV稼ぎはNG

ってのも乗れないっす。

 

どっちも人の不安煽ってショック与えてるのはぜんぜん変わらんじゃん。

 

 

 

blog.3qe.us

 

 

日本人は馬鹿なのか、って言われても

自分の行動がいつどうやってメディアによって吊るされるのかわからない

吊るしの基準となる正義の軸もまったくさっぱり理解できない

こんな状況で「人とちがう」行動に出られる奴っているんですかね?

 

いろいろ同調圧だ空気だなんだというけれども。

一番クソなのは「自分はそれを醸成する立場からは超然としている」というその他人事感マシマシな態度だと思います。

 

何でもかんでも他責にして、自分もまたその因果の中にいるという意識の欠如こそが現代の宿業なのかもね(もろちん、俺もそこから外れるものではない)。

 

じゃなかったらなぜ日本人は~なんて、※ただし俺は除く、みたいな話法は使えない。

完全に外側の誰かになることなど不可能なのに。

この辺の当事者意識の希薄さが滲み出てて気持ち悪いな、と思いました。

そしてその当事者でないと錯覚できるお気楽さを提供するからこそ、人気が出るんだろうな、とふと思ったり。

まあなんでもかんでも背負うのは無理なんだけど。

 

もう少し屈託のあるほうが、俺の好みですね。

それで何かが解決するということもないけれども、他責を言い募る時のブレーキになるかもしれないので。